Archive for 4月, 2016



「この世界の片隅に」 2016年 秋 公開予定!!

「この世界の片隅に」 2016年 秋 公開予定!!

©こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

監督・脚本:片渕須直

原作:こうの史代(「この世界の片隅に」双葉社刊)

プロデューサー:丸山正雄・真木太郎

大事なものが奪われていっても、         

          毎日を築くすずの営みは終わらない。  

物語

本作では昭和19~20年の広島・呉を舞台に、戦時中、毎日眺めていたものがいつしか変り果て、身近なものが失われてもなお生きていく、主人公・すずさんのくらしを描きます。

原作は、こうの史代さんの同名漫画(第13回文化庁メディア芸術祭 優秀賞受賞)。心に染みるこの原作を、映画『マイマイ新子と千年の魔法』(第14回文化庁メディア芸術祭 優秀賞受賞)の片渕監督がアニメ映画化します。

片渕監督はアニメ化にあたって徹底的な考証を行い、主人公たちが実在したかのように、映画を見る人がまるで本当にそこで暮らしているのと感じられるように、人々や街の様子を描きだします。大変な毎日でも工夫を凝らして生きていく、すずさんの姿はすべての世代に、静かで確かな勇気を与えることになるでしょう。

「校庭に東風吹いて」 2016年8月、全国ロードショウ!!

「校庭に東風吹いて」 2016年8月、全国ロードショウ!!

 

 

 ©2016映画「校庭に東風吹いて」製作委員会

 声を出さず心を閉ざした少女、

   貧困から問題を起こす少年、

     彼らと向き合う教師たちの情熱で

       〈涙〉は〈希望〉に変えられるのだろうか。

監督:金田敬

原作:柴垣文子「校庭に東風吹いて」(新日本出版社・刊)

脚本:長津晴子

企画・製作:桂壮三郎

プロデューサー:酒井氏識人、三谷一夫(映画24区)

出演:沢口靖子、岩崎未来、向鈴鳥、村田雄浩、星由里子

公式ページ http://www.ggvp.net/kochi/

                        

解説

この映画「校庭に東風吹いて」は、場面緘黙症の心の悩みを抱えた少女、貧困から様々な問題を起す少年の絶望と苦しみなど、子ども達の困難に寄り添い、子ども達に愛情を貫いた女性教師の熱い感動の物語です。                          柴垣文子の渾身の小説「校庭に東風吹いて」をもとに、脚本を担当するのは気鋭の長津晴子。監督は「アンダンテ稲の旋律」の金田敬。企画・製作は「ひまわり~沖縄は忘れないあの日の空を~」桂壮三郎。2016年春、大阪及び京都府下の南山城村を舞台に撮影は敢行され、7月に完成予定。本作品は、映画「校庭に東風吹いて」をつくる支援者、団体による全国規模の製作運動が展開されました。

 

物語

三木知世は、転勤で小学3年のミチルのクラスを担当する。ミチルは、家では少し話せるのに学校では話せない。一人でトイレにいけない、一人で給食を食べられない、歌えない、絵を描かない・・・・・。「場面緘黙症」の疾患を持つミチルに、知世は、共感と愛情をもって接する。    同じクラスに、問題行動の多い安川純平がいる。離婚した母親の理恵と純平は貧しい生活を送っている。教室に飛び込んで来た青いインコを巡ってミチルと純平は幼い友情を芽生えさせる。しかしある日インコが逃げ出したのをミチルのせいだと誤解した純平はミチルを責めてしまう。ショックを受けたミチルは不登校になってしまう。知世はミチルの母、富子と交換ノートを始めるが様々な問題に奔走し続けた知世は、疲労で倒れてしまう。 知世は子どもたちの〈涙〉を〈希望〉に変えることができるのだろうか。

この映画に出てくる場面緎黙症とは

家庭などでは話すことができるのに、社会不安(社会状況における不安)のために、学校や幼稚園といったある特定の場面、状では全く話すことができなくなる現象を言う。幼少期に発症するケースが多い。

2016年5月8日(日)~5月21日(土)        サクラ花 ー桜花最期の特攻ー  上映案内

2016年5月8日(日)~5月21日(土)        サクラ花 ー桜花最期の特攻ー   上映案内

「サクラ花」広島上映実行委員会                                                     1h27min

 

 

「桜花(おうか)」とは、プロペラがついていない飛行機で、頭部には約1.2トンの爆弾を充填し一式陸攻機(大型爆撃機)を母機として運ばれ、敵艦隊に近づくと隊員(桜花搭乗員)が母機から乗り移り、ロケットを噴射しつつ滑空して敵艦隊に体当たりを行っていた特攻機である。

特攻作戦のため、鹿屋基地(鹿児島県)に集められた若き兵士を含む8人が激戦地・沖縄へと桜花を搭載した一式陸攻機で飛び立った……。

 

当時、戦争により若い命が次々に消えていきました。この作品を通して、戦争の悲惨さ・平和の尊さを考えて頂けたらなと思います。

 

また、5月8日(日)は上映終了後、松村克弥監督による舞台挨拶を予定しております。

サクラ花

映画「サクラ花」 公式ホームページ  http://www.sakurabana-movie.jp/

                                                                                                                                                            

〇と き:  5月8日(日)~5月21日(土) 10:00 (期間中全て1回上映となっております)

〇ところ:   横川シネマ      ℡ 082-231-1001

〇参加費:(当日券) 一般/1,700円、大学生/1,500円、                                                                                                     幼児・小学生・中学生・高校生・シニア/1,000円

    前売券(1,200円)を販売中!  ( 取扱い先/エディオン本店プレイガイド・横川シネマ )

    映画鑑賞日に満18歳・19歳の方は500円で鑑賞できます! ( 要年齢証明 )

〇お問い合わせ:「サクラ花」広島上映実行委員会     ℡ 082-285-8165

                                       

2016年5月26日木曜日 「新・あつい壁」上映案内

2016年5月26日木曜日 「新・あつい壁」上映案内

 

上映時間 1h51min

 

━差別と偏見の向こうに若者がみた真実とは━

前作「あつい壁」では、ハイセン病患者を親に持つ子どもたちの小学校入学拒否問題を題材にし、崩壊していく家庭や差別される子どもたちそんな子どもたちを救えないかと悩む教師たちの姿が描かれていました。

そして本作「新・あつい壁」では、つい最近マスコミでも取り上げられたハイセン病患者であることを理由に法の前の平等を踏みにじられた事件を通じて当時の差別と偏見そしてそれにより何が変わって何が変わらなかったのかを描いています。

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〇とき:   5月26日(木) ①14:00 ②18:00

〇ところ:  はつかいち文化さくらぴあ・小ホール

〇参加費: ペア券 1,600円(800円×2) /前売券 900円/当日券 1,000円

〈前売券取扱先〉さくらぴあ、廿日市社会福祉協議会、くさのみ作業所 

〇主催:  映画「新・あつい壁」広島上映実行委員会 Tel 080-6318-5283