メアリーと秘密の王国

これは、あなたにも訪れるかもしれない大冒険!
“命のつぼみ”が導いたのは、見えなかったはずの小さな世界。秘密の森で、いま冒険が始まる!!
ストーリー
研究者の父親と暮すため、森の奥地にある彼の家を訪れたメアリー。
だが、森に“小さな人”が住んでいると信じて研究に没頭している父は、話をする時間も作ってくれない。そんな態度にうんざりした彼女は、結局家を出ていくことにするが、逃げだした飼い犬オジーを連れ戻すため森の中へと足を踏み入れる。
するとにわかに空が暗くなり突風が吹き始める。焦って犬の名を叫びながらどことも知れぬ場所まで迷い込んだメアリーは、そこでわずか数センチの小さな女性が倒れているのを発見する。とその時、彼女が手にしていた花のつぼみがメアリーに向かって飛びだし、おもわずそれを手にした瞬間、メアリーの体が小さく縮んでしまう!
小さな人たちの王国の王女だという彼女は、「つぼみを森の賢人ニム・ガルーに届けて欲しい」と言い残し、消えていく。
呆然とするメアリーの前に現れたのは、女王の兵士の“リーフマン”たち。
彼らの話によると、このはつぼみ森の“生命”そのもので、百年に一度の王位継承の日である今日中に開花させないと、王国に未来はないらしい。さらに、森を腐敗させようと企む悪の勢力ボーガンが、つぼみを狙っているという。リーフマンのリーダーのローニンは、開花方法をニム・ガルーの元へつぼみを届けるため、メアリーにも一緒に来てほしいと頼むのだった。
こうしてメアリーは、つぼみの管理役のおしゃべりなナメクジのマブ&カタツムリのグラムや、協調性はないが鳥の操縦の腕は天下一のノッドなど、個性的な王国の面々と旅立つことに。しかし、行く手にはボーガンの影が・・・。
突然始まった、小さな王国での大きな冒険。果たしてメアリーは、未来を救うことができるのか!?