「第五福竜丸」上映会のお知らせ
第五福竜丸
(1959年公開/日本/107分)
この度、「第五福竜丸」の映画上映会と、マーシャル諸島の水爆実験によるヒバクシャ研究の第一人者である明星大学教授の竹峰誠一郎氏によるミニ講演を通して、あらためて『第五福竜丸事件』について捉え直す機会にしたいと思います。
【上映日】 5月 28日(日)
【 時 間 】 ① 11時00分から、 ② 14時00分から
【 会 場 】 広島県立美術館・地下講堂
(広島市中区上幟町2-22 縮景園隣り)
【鑑賞料】 一般前売券 1000円(当日は1200円)
高校生以下 500円(当日も同じ)
*前売券は、エディオン本店プレイガイドにて販売中です!
*お席に限りがあります。ご観賞の方は、前売券をお買い求めください。
(ご希望の方はお電話ください。ご予約を承ります。)
———————————————————————————–
【お問合せ】映画『第五福竜丸』上映実行委員会事務局
TEL 082-285-8165
(シネマキャラバンV.A.G)
———————————————————————————–
〇あらすじ
1954年(昭和29年)3月1日午前3時42分、ビキニ環礁付近で遠洋漁業に出ていた日本のマグロ漁船「第五福竜丸」の乗組員23名は、夜空に広がる閃光とキノコ雲を目撃。その直後に空から降ってきた灰のようなものを浴びました。日が経つにつれ、船員たちの肌が黒ずみ、体調に異変を感じるようになります。アメリカが警告なしに実施した水爆実験によるものでした。仕方なく、漁を中断し3月14日に静岡県の焼津港に帰ります。病院で受診した船員たちは、原爆症であることが判明。放射能が検出された第五福竜丸の船体は封鎖され、多くのマグロが廃棄されます。日本中が大騒ぎとなり、23人の船員たちは隔離病棟に収容されます。来日したアメリカの専門家たちは、詳細な情報を教えることに消極的で、日本側を苛立たせます。医者や学者たちが総力をあげて研究と治療に取り組みますが、回復していく若い船員たちをよそに、年配の久保山愛吉無線長だけは、病状が悪化していく一方です。被爆から半年、ついに久保山は家族や仲間たちに見守られながら息を引き取りました。
広島市出身の映画監督、新藤兼人が脚本・監督し、「はだしのゲン」を監督した山田典吾がプロデューサーを務めた作品です。主演の久保山無線長役は宇野重吉、その妻の役は乙羽信子。小沢栄太郎、千田是也などが共演しています。
*会場には駐車場がありません。
お車でご来場の方は、近隣のパーキングをご利用ください。
*ご来場の際は、マスクの着用・手指消毒に
ご協力をお願いいたします。
———————————————————————————–
【お問合せ】映画『第五福竜丸』上映実行委員会事務局
TEL 082-285-8165
(シネマキャラバンV.A.G)
———————————————————————————–