永い言い訳
「2016年 第40回 日本アカデミー賞 優秀助演男優賞〈竹原ピストル〉」
「2016年 第90回 キネマ旬報日本映画ベスト・テン “第5位” 」
「2016年 第90回 キネマ旬報日本映画ベスト・テン
助演男優賞〈竹原ピストル〉」
「2016年 第71回 毎日映画コンクール 監督賞〈西川美和〉」
「2016年 第71回 毎日映画コンクール 男優主演賞〈本木雅弘〉」
妻を亡くした男と、母を亡くした子供たち。
その不思議な出会いから、
「あたらしい家族」の物語が動きはじめる。
ものがたり
人気作家の津村啓こと衣笠幸夫(きぬがささちお)は、妻が旅先で不慮の事故に遭い親友とともに亡くなったと知らせを受ける。その時不倫相手と密会していた幸夫は、世間に対して悲劇の主人公を装うことしかできない。そんなある日、妻の親友の遺族―トラック運転手の夫・陽一とその子供たちに出会った幸夫は、ふとした思いつきから幼い彼らの世話を買って出る。保育園に通う灯(あかり)と、妹の世話のため中学受験を諦めようとしていた兄の真平。子供を持たない幸夫は、誰かのために生きる幸せを初めて知り、虚しかった毎日が輝き出すのだった 、、、
主演/本木雅弘×監督/西川美和
主人公・幸夫を演じるのは、『おくりびと』以来7年ぶりとなる本木雅弘さん。
イメージを大きく覆す新境地に挑み、歪んだ自意識とコンプレックスに溺れるタレント小説家を人間味たっぷりのチャーミングな人物に見事に昇華させた。陽一にはミュージシャンの竹原ピストル、幸夫の妻に深津絵里、さらに、池松壮亮、黒木華、山田真歩など贅沢な共演陣が、緊張感と豊かさをスクリーンに焼き付ける。
監督は「ディア・ドクター」、「夢売るふたり」など数多くの作品を手がけた西川美和監督
直木賞候補作になった自著を自身の監督、脚本で映画化した。