愛を積むひと
物語
第二の人生を大自然に包まれた美しい土地で過ごそうと、北海道に移り住むことにした夫婦、篤史と良子は、かつて外国人が住んでいた家で暮らし始める。良子は篤史に家を囲む石塀作りを頼んだが、以前から患っていた心臓の病を悪化させて、この世を去ってしまう。 悲しみにくれる篤史のもとに、ある日良子から手紙が届いた。驚く篤史。そして、次々と見つかる手紙に導かれるように、篤史は周囲の人々の人生に関わっていく。また、長年疎遠となっていた娘、聡子と再会し…。
主人公の篤史を演じるのは日本を代表する俳優、佐藤浩市。
篤史の妻・良子役には7年ぶりの待望の映画主演となる樋口可南子。
二人の一人娘・聡子役に北川景子。
監督は『釣りバカ日誌』シリーズ、『武士の献立』でメガホンをとった、人間ドラマの巧みな演出で定評のある朝原雄三。
いろいろな形の石を積み重ねて作られる石塀。
小さくて割れた石とか変わった形をした石とか、そういう石にも、塀を支えるのに役に立つ場所が必ずある。
人だって、きっと同じだと思う。
(あるシーンで篤史が語りかける一言です)
大切な人を失った時に、人はどのように立ち直り、一歩前に進んでいくのか。
妻からの手紙に導かれるように、登場人物それぞれが新たな人生を歩みはじめる。
丁寧に重ねていく日々に、やがて見えてくる希望とは―
【日本語字幕付き】上映もできます。お気軽にお問合せ下さい。
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